4月2日(木)モニロケ 「くさつ歴史こぼれ話」

4/2(木)モニロケ785は高橋さゆりと金田まりこが担当しました。
 
毎月第1木曜10時台の「くさつ歴史こぼれ話」の時間には
草津宿本陣と草津宿街道交流館の館長 八杉淳さんにお越しいただきました。
 
 
旧の草津宿の隣にある矢倉に入り東海道を大津に向かって歩くと、右手に矢橋に行く道と分かれるところがあります。
ここに高さ2mほどの石の道標(道しるべ)が建っていますが、これが矢倉の道標です。
 
江戸時代からこの場所にあり 「右やばせ道 これより二十五丁 大津へ船わたし」と字が刻まれています。
東海道をここで右に折れて矢橋道を25丁(2.8km)行くと矢橋の港に着き、そこから船に乗れば琵琶湖対岸の船着き場(現在のびわ湖ホールあたり)に到着します。
 
矢倉の道標が建っているところは江戸時代はうばがもちの茶店があり、歌川広重の浮世絵にもその様子が描かれています。
現在は瓢泉堂というひょうたん屋さんに変わっていますが、道標は今も当時のまま店先に建っています。
 
港に向かう矢橋道は矢倉から野路を通って矢橋の港へと続いていますが、道沿いには野路の猿田彦神社や矢橋の鞭崎(むちさき)八幡宮があり、江戸時代からの古い道がそのまま残されています。
 
鞭崎八幡宮は平安末期に上洛する源頼朝が馬上より鞭の先を指して神社の名をたずねたことからその名前がついたと言われています。
また表門は膳所城の南大手門を移築したもので、国の重要文化財に指定されています。
 
矢橋の港は近江八景のひとつ「矢橋の帰帆」で、対岸に比叡山や膳所城を眺めて琵琶湖に浮かぶ船が矢橋に帰ってくる風景が美しく、旅人の人気を集めました。
また港の近くには船を待つ客が休憩したり、悪天候で船が出ない時は泊まったりする旅籠や船代官の屋敷もありました。
 
「くさつ歴史こぼれ話」次回は5/7(木)にお送りする予定です。どうぞお楽しみに…
 

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