3月20日にオンエアいたしました第9回「俳句5-7-Go!の時間」をオンデマンドで配信いたします。
なお、4月より放送時間が変更となります。
今回の放送内容
1.季語について
2.石倉政苑先生の今月の一句
3.NHK全国俳句大会ジュニアの入選句
4.俳句の魅力について
5.第51回ふるさと草津俳句
8.花藻 今月の巻頭句
第51回ふるさと草津俳句会(草津市ホームページより転載)
市教育委員会では、歴史あるふるさと-草津-の四季折々の姿を俳句を通して感じてもらい、俳句に対して誰もが気軽に親しみ、関心を高めてもらうため「ふるさと草津俳句会」を開催し、入賞句を掲載しています。(漢字については常用漢字で表記していますので、御了承ください)
選者:石倉 政苑 先生
「第51回ふるさと草津俳句会」選句結果(敬称略)
自由句(投句数70句)
特選
長生きの中間地点の温め酒 中村 健治(草津市)
【選評】
理由をつけて飲むお酒は、百薬の長の如しめでたし。長生きの中間地点の言葉の使い方が良かった。
入選
老いてなほ余白の多き年賀状 鈴木 正美(草津市)
松の影置き禅林の初御空 河田 堅太郎(草津市)
故郷も空家がめだち枯葎 福井 節子(草津市)
兼題句 兼題「左義長(さぎちょう)」(投句数56句)
特選
左義長や闇を切り裂く触れ太鼓 下村 幸子(草津市)
【選評】
左義長を知らす触れ太鼓。闇を切り裂くと表現された事により、これからはじまる火祭りの神聖な行事が垣間見える。
入選
左義長におのれ書く字が空に舞う 後藤 敏信(草津市)
左義長の昇る火の粉に願ひ掛け 井口 光(草津市)
左義長や闇つく焔の神々し 多賀 信子(草津市)