1/21(木)モニロケ785木曜日は高橋さゆりとカノチヒロでお送りしました。
いきいき草津の前半は南草津で「やさしい日本語サロン」を企画運営されている内山礼子さん、卓けいぎさん、オラパンさんの3人のゲストさんにお越しいただきました。
「やさしい日本語サロン」は5年ほど前に草津市国際交流協会(KIFA)と市役所内の草津未来研究所の共催で、外国人が日本人と気軽に話したり勉強する場として始まりました。
場所は南草津駅前西友1階のUDCBK(アーバンデザインセンターびわこくさつ)で毎週火曜日の午前中に開催しています。無料で誰でも参加できます。
この日ゲストに来られた卓さんは台湾のご出身で結婚して日本に来られて9年ほどになります。
最初はいろいろ困ったこともあったそうですが「やさしい日本語サロン」ができた時に参加されました。
外国人が日本の言葉や文化の違いに慣れるのは大変ですが、日本に来てから時間がたっている自分がほかの誰かのお役に立てたら…ということでサロンの運営にかかわっておられます。
同じくゲストのオラパンさんはタイのご出身でしばらく前に来日されています。
滋賀県に来てから人と話す機会がなく日本語が下手になってしまったので、これではダメだと思っていろんな人と交流できる場所を探しているうちにたどり着いたのが「やさしい日本語サロン」だったとのことです。
お2人とも大人になってから日本語を学ばれたのですがとても滑らかに自然に話されます。
サロンの活動
日本人だけではなく外国人も企画運営にかかわっているのが「やさしい日本語サロン」のいいところで、日本での生活に不安を抱える外国の方には心強い存在だろうと思います。
参加者は立命館大学の留学生や日本で勤務する方の奥さま、日本人と結婚された外国の方などですが、最近では国際交流に興味がある日本人の若いママや大学生の参加もあります。
サロンではコロナ以前はテキストで日本語の勉強をしたり、また外国のお料理を作ってもらうというイベンなどもできたのですが、コロナ以降はzoomでのオンラインで近況を話したり、感染対策をしながら対面で相談(たとえば保育園の書類や予防注射について)を受けたり、ミニイベントをしたり…と半々で行われています。
ミニイベントでは季節に合わせて秋のリース作りや年賀状作りなどをしましたが、日本人と外国人が簡単な日本語を話しながら一緒に手作業をするということが大切なんだそうです。
また今年はCOGという東京大学が主催する「行政の課題を市民が解決するアイデアを出すコンテスト」に、外国人などを助けるための人材バンクというアイデアで挑戦して、今審査を待っているところです。
今後の予定
「やさしい日本語サロン」今後の予定は来週1/26(火)10:20~12:00までミニワークショップで、たとえば災害時の「避難してください」を「逃げてください」というようにやさしい日本語の言い方をスタッフと学びます。2月にはコロナ差別をなくす運動としてシトラスリボン作りをします。
火曜日の午前中にUDCBK(南草津駅前の西友1階、駅から道を隔ててまっすぐ正面でUDCBKの看板あり)で活動しています。中にチラシも置かれていますし、国際交流に興味がある方はぜひ一度お越しください。
詳しいスケジュールは草津市国際交流協会のFacebookやホームページをご確認ください。