♯草津市観光ボランテイアガイド協会 の協力番組
「♯ぐるっとまち歩き~くさつ道中~」
この放送は
毎月第1・3週土曜日(第5土曜日は除く)の正午から
放送しています。
また、再放送は、20時からと25時から。
(第2週と第4週は再放送)
第45回となる2月2日(土)放送(再放送は2月13日)の
テーマは「#急がば廻れの語源は!!くさつ!」
をお送りします。
お話は
♯草津市観光ボランテイアガイド協会
#中後佐知子さん
今回は「急がば廻れの語源は!!くさつ!」について
お送りします。室町時代の連歌師、宗長が
「もののふの 矢橋の船は早くとも 急がば回れ 瀬田の長橋」
と詠んでいます。大津は矢橋の対岸で、真向に渡るわけですから
大変近道です。しかし、気象条件により船の欠航があり
比叡山からの吹き下す突風(比叡おろし)で船が転覆する危険を
伴うので、自分の足で歩き瀬田の唐橋へ回って行く方が安全である
という意味です。それで、東海道と矢橋道の分岐点が急がば回れの
語源の地となる訳で、広辞苑の辞書にも記載されています。
武士(もののふ)とは武士の事ですが、
多くの軍勢が一度に渡ることが難しく、江戸時代になっても
大名行列を一度にはこぶのは、船を集めるだけでも大変だったようです。
その他、旅の発展と矢倉の道標・姥が餅や(うばがもちや)
・矢橋道(やばせみち)・若宮天満宮(わかみやてんまんぐう)
・正光寺(しょうこうじ)天満宮(てんまんぐう)
・猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)
・芦浦道標(あしうらどうひょう)・
・鞭嵜八幡宮(むちさきはちまんぐう)
・梅川伝承地(うめかわでんしょうち)
・ふれあいの塔・石津寺(せきしんじ)
・矢橋港跡(やばせこうあと)などについて
解説頂きました。
過去の放送分はオンデマンド配信しています
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オンデマンドでお聞き頂けます!!
東海道名所図会から
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矢橋の渡しの地図と地名
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2005年草津宿街道交流館で行われた 企画展「急がば回れ」チラシより
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