毎月第1水曜日の9時30分頃から、草津市温暖化対策室の職員さんと共に環境への取り組みや活動紹介などを行っています。
12月(第34回) 12月4日放送
【テーマ】ゼロカーボンシティ宣言から3年が経ちました!
ゼロカーボンシティ宣言から3年が経ちました!
今回は、この話題と共に、以下の3件の環境イベントについて、ご案内いただきました。
なお、1月の放送はお休みさせていただきます。
次回放送は、2月5日(水)です。
2050カーボンニュートラルへの決意
近年、世界各地で、地球温暖化の影響による異常気象が相次いでいます。2015年に採択された「パリ協定」では、産業革命前からの気温上昇を、2℃未満とすることを目指し、1.5℃までに抑える努力を続けていくとしています。日本は、この目標を踏まえ、2020年10月に、「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラル」を目標に掲げました。
草津市には、市民、事業者、団体等と市役所の協働により、地域の地球温暖化対策を進めてきた歴史があります。2007年には、「愛する地球のために約束する草津市条例」を制定して、みなさんと市長が地球のために約束する協定を結ぶことで、協力し合って地球温暖化を防ぐとともに、その後、気候変動に適応するための仕組を作りました。また、2009年には、私たちがそれぞれの枠組を超えた協力体制のもと、地域ぐるみで地球温暖化対策を進めるための組織として、「草津市地球冷やしたい推進協議会」を設立して、様々な取組を行ってきました。
気候変動による危機が迫るなか、今一度、私たち一人ひとりが脱炭素社会づくりに向けて自らの役割を確認し、より積極的な行動に移す時が来ています。そこで、草津市は、SDGsの理念を踏まえ、それぞれの役割の中で取組をさらに進めるとともに、共に協力し合うことで、2050年カーボンニュートラルの実現を目指して、ここに草津市気候非常事態を宣言します。
令和3(2021)年12月17日
草津市長 橋川 渉 草津市議会議長 伊吹 達郎