7/30(木)モーニングロケッツ785放送後記♪

7/30(木)モニロケ785は高橋さゆりとカノチヒロがお送りしました。
 
第5木曜日10時台は「歴史のなぞ」
栗東市小槻大社宮司で京都市歴史資料館主任研究員の宇野日出生さんにお越しいただきました。
 
 
今回は夏のお祭りを象徴する「地蔵盆」についてお話をおうかがいしました。
 
地蔵盆は毎年8月下旬に京都を中心に滋賀.奈良.大阪.福井など主に関西地区で行われる行事です。
逆に関東や東北.九州では行われないので「地蔵盆」という言葉自体が知られていないようです。
 
地蔵盆は京都を中心に広まってきた一つの信仰で、資料によるとその歴史は江戸時代の前半までさかのぼることができます。
ただし江戸時代は「地蔵祭」とか「地蔵会」(じぞうえ)と呼ばれていました。明治に入り時代がもっと下ってから「地蔵盆」となりました。
 
中世以降の京都で地蔵信仰が盛んになり「お地蔵さんが子どもを守ってくれる」という考え方が江戸時代につながっていきました。
現在も京都ではお地蔵さんが10000体はあるとのことです。
 
ところが明治初期の京都に革新的な市長が登場した時は、古い非科学的なものは世界に遅れるからと中止させて、お地蔵さんを売りそのお金を小学校に寄付するよう命じた…というお地蔵さんにとっては受難の時代もあったそうです。
 
地蔵盆でお供え物を飾る金襴の布の裏には町内で亡くなられた方の戒名が書いてあり、供養をする場でもありました。
また仏さまやお仏壇は荘厳(しょうごん)と言ってきれいに飾るものであり、その流れの一環できれいにペイントされたお地蔵さんもよく見かけます。今ではそれを化粧地蔵と呼び、化粧がされてない地蔵をすっぴん地蔵と呼ぶそうです。
 
地蔵盆では地域のみんなでお地蔵さんをきれいに飾って、子どもにとってはお菓子を食べたりゲームをしたりと楽しい思い出となり、また日ごろなかなか会えない人に出会えたり…とお地蔵さんの行事はコミュニティにとって大切なものであり大事にしていきたいと結ばれました。
 
「歴史のなぞ」次回は10月第5週の10/29(木)にお送りする予定です。どうぞお楽しみに…

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