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7/15(木)モニロケ785放送後記 ゲスト サイクルフィギュア元アジアチャンピオン 堀井和美さん

7/15(木)モニロケ785木曜日は高橋さゆりと金田まりこでお送りしました。

「いきいき草津」前半はゲストにサイクルフィギュア元アジアチャンピオンで全日本10連覇を達成された堀井和美さんにお越しいただきました。

「サイクルフィギュア」は英語でアーティスティックサイクリングとよばれ、特殊な自転車を使って300種類ほどの技の中から30種目を選んでアクロバティックな技を5分間演技するというドイツ発祥のスポーツです。

 

技の難易度によって点数が決まっていて正確に美しく行うことが求められる採点競技です。

難しい技が多いので完成させるのに時間がかかるしケガもよくするそうです。

 

堀井さんが大学に入学したときに初めてサイクルフィギュアの演技を見て衝撃を受け「面白そう」とやってみたのがこの競技との出会いです。

始めたころは練習場所がなく自転車も1台しかないという環境の中で海外のビデオを見ながら地道な練習を重ねて、やがて全日本の大会で優勝されました。

日本代表として世界大会に出場したとき、世界のトップレベルの技に触れて人間業とは思えない難しい技がきれいにできるレベルの違いに衝撃を受け、そこから競技により一層真剣に取り組まれます。

日本代表として日の丸をつけて出場するのはプレッシャーもあるけれど、それに恥じないような演技をしなければ…と上達するためいつも演技のことを考え、アジアチャンピオンになって日の丸が真ん中に上がった時は本当に感動されたそうです。

 

2001年にサイクルフィギュアの世界大会が鹿児島で開催されると決まり、そこで納得いく演技がしたいと考えて思い切って本場のドイツに修行に行かれます。

言葉の苦労はあったけれどもコーチにマンツーマン指導を受けたり、子どもたちを教える場も見せてもらったりとドイツに行って本当によかったとのことです。

帰国してから草津で「滋賀ブルーレイクエンジェル」というクラブを立ち上げてドイツでの経験をもとに子どもたちにも指導されています。

地域に根付いたサイクルフィギュアのクラブは日本初めてで、日本全国に競技を広めたいという目標のもと現在も草津の山田小の体育館で毎週日曜夕方5時半から小学生を中心に教室を開かれています。
トップアスリートだった堀井さんの指導を受けてそれに続く第2第3のチャンピオンが草津から登場する日が待ち遠しいです。

実は5/27(木)堀井さんは聖火ランナーとして草津市を走られています(私とは聖火リレー仲間です)。

草津市の最終ランナーでゴールの市役所ではトーチを掲げて堂々とされている姿を見て、数々の大会に出場されたスポーツ選手としてトリを飾るのにふさわしい方だと思いました。

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