11/18(木)モニロケ785木曜日は高橋さゆりと金田まりこでお送りしました。
「いきいき草津」前半はゲストに「びわこバリアフリー剣道クラブ」会長の山上良子さん キッズ代表の辻恵美さん メンバーのニコラス ルプペルさん 指導者で理事長の三苫(みとま)保久さんの4人の皆さんにお越しいただきました。

びわこバリアフリー剣道クラブ とは?
「びわこバリアフリー剣道クラブ」では子どもから高齢者まで楽しく剣道を習っています。
バリアフリーの言葉通り人それぞれ体の障害や外国人の言葉のバリアを理解し克服しながら、剣道を通して集まって活動しているユニークなクラブです。

ゲストの皆さんにクラブに参加するきっかけをお聞きしました!

病気で視覚障害者になり障害者センターで同じように視覚障害のある外国人が三苫先生と剣道をする姿を見て、その迫力に自分もやる気になって始めました。対戦する剣道ではなく剣道の形(かた)を学んでいます。



子どもに剣道をさせたいと参加しましたが今は親子で習っています。クラブには剣道以外にも空手や合気道の先生も来られるのでいろいろな武道が学べます。



友だちに誘われ侍にあこがれて剣道を始めました。竹刀を振ると侍になった気分になります。メンバーで山登りやバーベキューするのも楽しいです。
また、不登校になった高校生がこのクラブに参加していろいろな人と交流するうちに前向きになり、クラブの活動を論文にまとめて提出し立命館のAO入試に合格したという嬉しい知らせも最近届きました。来春から大学生になり教師をめざすそうです。


バリアフリー剣道 の活動
三苫さんは剣道歴40年以上のキャリアをお持ちですが、それぞれの生徒さんの状況に合わせて指導されます。
たとえば視覚障害の方には時計盤を頭に浮かべて1時から7時の方向に竹刀を振り下ろすと言うとイメージしやすいです。
外国人には英語で日本の歴史や文化を織り交ぜながら剣道を一文化としてとして伝えています。
剣道なので礼に始まり礼に終わるのがモットーですが、最初お茶を飲みながら近況を話すことから始まり心をリラックスしてから練習に入ります。また剣道だけではなく琵琶湖一周や流しソーメン、合宿など季節ごとのイベントもあるということでクラブの楽しい雰囲気が伝わってきました。
「バリアフリー剣道」はもともとこれを始めようと思って作ったわけではなく、いろんな方が集まってきて結果的にこの形になりました。最近は空手や合気道の先生も来られるようになり剣道クラブから武道クラブにしようかと考えている最中だそうです。
「びわこバリアフリー剣道クラブ」は毎週金曜日午前10時から草津市笠山にある滋賀県立障害者福祉センターで練習しています。会費は無料で保険料だけです。来る者拒まずでどなたでも大歓迎ですのでお気軽にご参加ください。

