5月15日(日)に、草津市立図書館にてビブリオバトルが行われました。
ビブリオバトルは、自分の好きな本、自分以外の誰かにもぜひ読んで欲しいと思った本を紹介し、1番読みたくなった本を決める、本の紹介コミュニケーションゲームです。
立命館大学の谷口 忠大教授が京都大学在籍時に考案し、「人を通して本を知る。本を通して人を知る」をキャッチコピーに、全国各地で行われています。
草津市立図書館は、草津市立市民交流プラザ主催の「まいにちビブリオバトル」とコラボし、2か月に1回開催しています。
ルールは、本を紹介する人「バトラー」が、自分のおすすめ本を5分の持ち時間で紹介し、その後、2分のディスカッションタイムで観客(オーディエンス)が質問をします。
そして最後に投票を行い、バトラーと観客が一番読みたいと思った本「チャンプ本」を決定します。
今回は5冊の本が紹介され、その中でチャンプ本に選ばれたのは
「猫の舌に釘をうて」(都筑 道夫著・徳間書店)
チャンプ本を紹介されたバトラーの方はバトル後に、「著者の謎と論理のエンターテイメントに徹するという姿勢」を紹介し、都筑 道夫の小説を読んでほしいと話していました。
イベント後には図書館からのお勧め本も紹介され、参加者同士で交流するなど、本に対する愛情を感じるビブリオバトルとなりました。