9月14日に、立命館大学びわこ・くさつキャンパスで「ドローンによる巡回業務の実証実験」が行われました。
この実証実験は、総合警備保障株式会社と連携して行われたもので、キャンパス内の巡回業務をドローンで行うものです。
びわこ・くさつキャンパスは、およそ67万平方メートルと、京都の衣笠キャンパスや大阪・いばらきキャンパスを上回る、広大な敷地を有しています。一方で、警備コストも大きなものとなっている事から、そのコストの削減、更にはキャンパス管理のDX(デジタルトランスフォーメーション)化の推進を目指し、実験が行われました。
今回の実証実験では、キャンパス内の自動巡回実験とタバコ検知実験、スピーカーからの声掛け実験が行われました。
このうち、スピーカーからの声掛け実験では、ドローンに搭載したスピーカーからデモ音源を流し、10メートル・20メートル・30メートルのそれぞれの高度から、音の聞こえ方の違いを検証しました。
今後実際にドローンを飛行させる場合は、航空法の問題など解決すべき課題もありますが、立命館大学では2025年の実用化を目指し、今後も実証実験を行うとの事です。