放送日時 12月20日 12：00～
再放送 同日 20：00～/25：00～・12月27日 12：00～/20：00～/25：00～
今回は3回生の杉山凌成さんリード役で、年末スペシャル「年末・年始に起きやすい事故」についてお伝えします。
クリスマスの予定が入ったと冒頭喜んで話してくれた杉山君でしたが、時給の高くなるクリスマスにバイトを入れた事でスタジオが温かくしてくれました。年末スペシャルはやはり、年末・年始に起きやすい事故を再確認しました。
①「火災とやけど」
②大掃除の事故
これは転倒など年末に考えられますが、洗剤の混合使用による有毒ガスの事故が多いという事。令和元年には836人が救急搬送されていて、過去5年間を見ても毎年700人以上が救急搬送されています。12月はほかの月よりも2倍近くの負傷者が出ているとの事です。注意が必要ですね。
③「お餅による窒息事故」
お餅を喉に詰まらせてしまう人が後を絶ちません。厚生労働省の調査によると、食物での窒息が原因となった65歳以上の高齢者の死亡者数は年間3500人以上、中でも80歳以上の死亡者数は2500人以上になったいます。やっぱり、噛む力とか飲み込む力とかが弱くなると、そうした事故が起きやすくなるんですね。お餅による窒息死亡事故はの４３％が1月に集中しています。もっというと、特に正月三が日に多いので注意が必要です。また、小さいお子さんも注意が必要です。詰まった場合、出来るだけ咳をする事です。咳も出来ずに窒息している時は、背部叩打法（はいぶこうだほう）を行います。これは簡単にいうと、背中を数回たたくことで、異物を取り出す方法で、特に幼児が喉に詰まらせたときに使われる手法です。一人で食べずに、皆んなで食べるようにしましょう。
出演
関西大学社会安全学部近藤ゼミ
4回生 後藤那月さん、中末侑里さん
3回生 杉山凌成さん
草津市危機管理課 橋本啓嗣さん
聞き手 パーソナリティ&ディレクター中嶌裕恵
