1月13日(金)「イブニングロケッツ785」と。1月16日(月)「KUSATSU FRONT LINE」で紹介させて頂いた内容をご紹介します。
12月23日(金)に草津小学校にて、「卒業生によるタンカん板の贈呈式」が行われました。
タンカん板は、普段は看板として利用し、緊急時にはスタンドの脚を外して裏返すことで、担架として利用することが出来ます。
今回の贈呈は草津小学校創立150周年記念事業として行われ、卒業生の方々が立ち上げられた株式会社クラウドナインから寄贈されました。
贈呈式では小学校の児童会生徒が参加し、タンカん板の贈呈が行われました。実際に子ども達もタンカん板を持ち上げて、使い方を確かめていました。
株式会社クラウドナインの和田 法久さんによりますと、これまでの災害時には、畳やとびらが担架として使用されている事があったものの、その時に指先だけで持ってしまう為、それに伴う2次災害があったとの事です。
このタンカん板は、握りやすく、力がいれやすい構造となっている他、看板の重さはサイズによって15キロから20キログラムという事で、子ども達からも「思っていたよりも軽かった」との声がありました。
また、背面部分には発砲スチロールを用いた素材を使用し、水に浮かせる事が出来る為、水害時にも利用出来るとの事です。
草津小学校 校長の中村 真理子先生は、「タンカん板の使い方を3つ教えて頂きました、1つ目は、草津小学校をPRするための看板として玄関付近に設置し、2つ目は看板の裏側を見せることによって、入学式や卒業式などの行事の看板としての利用。そして3つ目は、タンカん版の良さである担架としての利用です。近くにAEDも備えているので、防災や命を守る道具として活用していきたいと思います」と話していました。