5/18(木)モニロケ785木曜日は高橋さゆりと三井麻莉子でお送りしました。
「いきいき草津」前半は「レイカディア大学」サポートの会代表 廣原美照さんと総務代表 西田一夫さんにお越しいただきました。
滋賀県レイカディア大学とは?
草津市笠山にある滋賀県レイカディア大学は滋賀県主催の60才以上を対象にしたシニアの大学で、50年近い歴史があります。レイカディアとはびわ湖のレイクと古代ギリシャの理想郷アルカディアを合わせた造語です。
シニア世代の社会参加への意欲の高まりに応え、シニアが新しい知識、教養と技術を身につけ、地域の担い手として活躍できるよう支援しています。
2年間の学びを通して仲間づくり、健康づくり、生きがいづくりを進めています。
どんな勉強をするの?
基礎講座では①豊かに生きる②健康づくり③社会参加④くらしと地域の4つの柱をテーマにして、シニアに必要な知識や教養を全員で学びます。
しかも座学ばかりではなく地域体験学習や校外学習など多彩な講座を受けます。
また入学時に学科を1つ選択して2年間クラス単位で学ぶ選択講座もあります。
学科は園芸学科、陶芸学科、びわこ環境学科、地域文化学科、健康づくり学科の5つに分かれています。
授業のほか大学祭が行われたり、クラブ活動(卓球、絵画、書道、詩吟、城郭探訪、フォトウォークなど)もあったり…と若いころのキャンパスライフをもう一度体験できます。
充実のキャンパスライフ
西田さんは地域文化学科の卒業生で、自分の住んでいる滋賀県の魅力や歴史を知りたいと入学されました。彦根の町や彦根城、高島出身の中江藤樹など、講師のすばらしいお話を聞き現地で見学しながら勉強できたそうです。学生時代に歴史や文化を勉強したというのとは全然違って、心の中に入ってくるものが大きいとのことでした。
廣原さんは園芸学科の卒業生で、前から目ぼしをつけていたレイカディア大学にリタイアしてすぐ申し込まれました。授業では土づくりから始めるガーデニング、野菜づくり、果樹の栽培、樹木の剪定を学ぶほか、滋賀県内にある100本を超える巨木めぐりをしたり、季節に応じて花の群生地をあちこち見に行かれたそうです。
入学して最も良かったのは同じ趣味を持ったクラスの中で一生つきあえる仲間ができたことであり、2年間同じ趣味を追いかけながら一緒に授業を受け校外学習に出かけ…と本当に気心の知れた間柄になり、同世代の仲間が深い絆をもって卒業してからも地域の中で活動していけることが一番大きいと語られました。
大学についていきいきと話されるその姿から「充実した学生生活を送られたのだな」というのが伝わってきました。
お2人ともレイカディア大学サポートの会のメンバーです。卒業して2,3年の直近の人が自分が経験してきたことを踏まえて在校生をフォローします。
こうしたサポート体制のおかげで先輩後輩のつながりも深まり有意義な学生生活を送ることができます。
第45期学生募集
レイカディア大学では今年10月入学の第45期学生募集を6/1(木)~7/31(月)まで行います。滋賀県内の公共施設などにパンフレットが置かれているほか、ホームページにも詳しく書かれています。
また学科見学会や説明会、公開講座もありますので興味のある方はぜひご参加ください。