この番組は、毎月第3と第4金曜日の正午と夜8時、そして深夜1時からオンエアしています。
また、えふえむ草津のホームぺージでオンデマンド配信していますので、スマートフォンやパソコンで何時でもお好きな時間に何度でもお聞きいただくことができます。
提 供:草津市
番組制作:えふえむ草津
今回は3つの話題をお届けいたします。
一つ目は、立命館大学びわこ草津キャンパスや静かな住宅地近くの里山のなかにある淡海陶芸研究所を取材させていただきました。
淡海陶芸研究所は、1997年に草津市から「草津焼」として第一期の草津ブランドとして指定を受けている陶芸工房です。この丘陵一帯では7世紀後半から8世紀前半まで、須恵器(すえき)という、青灰色をしたみずかめなどの陶器が焼かれていたそうですが、この工房では瀬田シルトという、この地の土を使って、そしてこの地の陶芸職人が、この地にある場所で作っているんですよ。
草津の歴史と自然がいっぱいつまったものが「草津焼」なんですね~
また、淡海陶芸研究所では、こうした伝統的なものだけでなく、より生活を豊かにするために草津の土の特徴を活かした電子レンジを用いる器や、特許・意匠(いしょう)登録された花立ての「花珠」(はなたま)など、日常を豊かにするさまざまな道具を開発されています。
レポーターは、滋賀県住みます芸人として活動されている吉本興業所属のノーサインのお二人です。
淡海陶芸研究所オーナーの山元義宣さんは、志津まちづくり協議会の副会長もされていて、まちづくり計画の策定や実施に携わっておられたり、市内の小学校で野焼き体験教室を行うなど、地域との関わりをすごく大切にされています。また、お話に出てきたように、かつてはコミュニティアート実行委員会としてロクハ公園で現代アート展を開催したり、旧谷口医院が現在の草津市街道交流館に建て替えられる際には、土塀があり往診のための人力車や女中部屋が残る建物全体を使ってアーティストが現地制作するという企画を行い、全国から注目を集めたことなどが紹介されていました。
今では、2代目の一真さんが修行して後を継いでいかれるそうなんですよ~。
山元義宣さんが一番大切にされている言葉は「続ける」ということだそうですが、何事も継続していくことが信頼につながり力になるんですよね~。一真さんの今後の活躍を期待したいと思います。
なお、このレポートは湖南フリモ10月号の「草津探訪記」に記事が掲載されています。
二つ目は、去る10月7日から9日までの3日間、烏丸半島芝生広場で「イナズマロックフェス 2023」が開催されました。
2009年に始まったイナズマロックフェスは15年目を迎え、今回は初の10月開催となりました。アーティストのライブやお笑い芸人のパフォーマンス、そして多くのブースも出店し、会場は熱気に包まれました。
そのイナズマロックフェス開催前日の10月6日、滋賀ふるさと観光大使を務める西川貴教さんが常盤小学校を訪問されました。
常盤小学校では毎年、児童がイナズマロックフェスの会場を見学していますが、それを通じて西川大使と常盤小学校の児童の交流が生まれ、訪問が実現しました。
今 年は、常盤小学校の150周年記念事業としての訪問となりました。まずは、その様子をお聴きいただきます。
また、西川大使の訪問後、常盤小学校の6年生が、イナズマロックフェス 会場を見学しました。普段なかなか見る事が出来ない場所の見学に、児童のみなさんは目をキラキラと輝かせながら、スタッフさんの説明を熱心に聞いていました。
児童のみなさんは実際に会場を見学して、ステージに立つアーティストだけでなく、多くのスタッフの方々の力、そしてその思いでイナズマロックフェスが開催されている事を知って頂けたのではないでしょうか。
児童の皆さんが将来働く時に、今回感じた事が活かされると良いですね。
最後は、10月7日(土)に、UDCBK、アーバンデザインセンターびわこ・くさつで開催された「第1回 学びの地域支援講座 社会人がまちに出る〜これからの暮らし・キャリアと地域との関わり」の取材音源です。
こちらは、パーソナリティの綿谷駒太郎さんがレポートしてくださいました。