5/16(木)モニロケ785木曜日は高橋さゆりと三井麻莉子でお送りしました。
「いきいき草津」前半は草津市赤十字奉仕団の委員長 佐々木絹代さんと副委員長の中西安子さんにお越しいただきました。
日本赤十字社について
日本赤十字は国の機関ではなく日本赤十字社という完全に独立した機関です。
皆さんから寄せられた寄付が活動資金であり、その協力がないと成り立たない団体です。
5月は活動資金の強化月間にあたり、以前は団員が1軒ずつ回っていましたが今は各地域の町内会長を通して町会費から納められています。
日本赤十字社はこの4月皇室の愛子さんが就職されたことで注目されました。愛子さんは青年赤十字を担当します。
この就職のニュースはメンバーの皆さんには喜ばしいことでした。ちなみに名誉総裁は皇后雅子さんであり皇室とのつながりが深いことがわかります。
草津市赤十字奉仕団の活動内容
草津市赤十字奉仕団は草津市長をトップとして草津市を9の分団に分けて332人のメンバーが各地域で活動しています。
義援金
主な活動はまず義援金を被災地に送金することです。海外の被災地にも救援金という名前で送金しているとのことです。
今年初めの能登半島地震災害では90万円以上の義援金が集まったそうです。震災は他人事ではないし少しでも協力したいという気持ちが込められています。
献血奉仕
そのほか献血奉仕といって立命館大学やスーパーバロー、献血ルームに近い草津駅などで献血の呼びかけPRもしています。国の血液が足らなくなっている今、大学生の若くて健康的な血液は貴重ですし献血前に血液検査をすることで自分の健康管理にもなります。
地域貢献
また各地域サロンに通う高齢者に一度に300食以上の炊き込みご飯を炊いて、まごころ便として地元の顔なじみの方に配ってもらい安否確認もしています。草津市赤十字奉仕団といえば炊き込みご飯…といわれるほど定着した活動なのですが、これは防災訓練、炊き出し訓練の一環としていざという時にサッとと作れるよう日ごろから準備しています。
防災訓練
さらに小学校で行われる防災訓練では災害ボランティアを受け入れる訓練にも参加しています。地震が頻発している昨今こうした防災への意識、訓練が大切だという自覚は高まっています。
皇居奉仕
そして赤十字奉仕団の特筆すべき活動は「皇居奉仕」という皇居の清掃活動です。泊りがけで毎日広い皇居を掃除することが長年の慣習になっています。
奉仕団の団員であるからこそ皇居に入ることができるわけで、信頼された組織であることがうかがえます。最終日には天皇皇后両陛下からねぎらいの言葉があり直接お話ができることで感動もひとしおだそうです。ただし日本全国の奉仕団から希望があるので抽選にはなかなか 当たらないとのことでした。
団員募集
最後に草津市赤十字奉仕団では一緒に活動していただける団員を募集しています。今は男性会員も増えています。ボランティア活動をやってみたい…という方はぜひご応募ください。
お申込みお問い合わせはキラリエ4階の草津市社会福祉協議会(TEL 077-562-0084)までお願いします。皆さんのご応募お待ちしています。