8/15(木)モニロケ785木曜日は高橋さゆりと三井麻莉子でお送りしました。
「いきいき草津」前半は近江歴史回廊倶楽部の吉岡典生さんと堀田玉己さんにお越しいただきました。
近江歴史回廊俱楽部とは?
近江歴史回廊俱楽部とは滋賀県が創設した近江歴史回廊大学の第1期生が中心となって発足した俱楽部です。
近江の歴史文化風土について少しでも多くの人たちに実際に見てもらい体験していただき知ってもらう…それを現代から未来に向けて展開していくという大学の構想を引き継いでいます。
現在会員は89名で滋賀県全域だけでなく、近江の歴史に関心がある京都や大阪からの参加もあります。
最近は女性の会員も増えて全体の1/3を占めているほか、ご夫婦で会員になる方もあります。
活動内容について
近江は古墳、寺社、城など歴史に興味を引くようなものが一式そろっており、その点で京都や奈良とは違っています。
さらに近江は琵琶湖がある湖の国であり、東海道,中山道,北国街道が通る道の国であるほか比叡山延暦寺などの信仰の国でもあります。
そんな近江の豊富な歴史文化を学び、知識を深め追求していくことが近江歴史回廊俱楽部のめざすところです。
その活動内容はまず「近江歴史文化サロン」として近江の歴史を知ってもらうための公開講座を開いています。会員だけではなく一般からも募集しています。
昨年度は延べ750人の参加がありその中で延べ170人ほどは滋賀県のおうたんメールなどから応募した一般の方です。
今年度も6講座(1講座3~5回)を開講しています。
そのほか「同好会」として同じテーマに興味を持つ仲間3名以上が集まって作るサークルがあります。
現在5講座(城郭、わが街再発見、近江と信長、まほろば会、巨木 銘木)がありますが、折々の関心事で内容は毎年変わります。
年間合わせて50ほどの講座が開講されて、自分の関心のあるところにそれぞれ参加するという仕組みになっています。
さらに会員の研究発表会が新春と夏に行われます。相当の学識を持ち本を出版している会員が何名かおられ、自分の研究したものを発表する場でもあります。
また年に1度はバスをチャーターして県外視察にも出かけています。たとえば継体天皇の系譜をたどって福井を訪ねたり、三大古墳探訪で丹後方面に出かけたり…と地元学芸員の解説を聞きながら現地見学します。会員同士の親睦も図っています。
近江歴史回廊俱楽部は今年10月には創立25周年を迎え、記念誌の発行や記念講演、祝賀会などが予定されています。
近江の豊富な歴史や文化を熱心に学んでこられた積み重ねが25年という長きにわたったことに感嘆します。
近江歴史回廊俱楽部に入会を希望される方はホームページをご覧になり、入会申し込みのフォームからお申し込みください。ご参加をお待ちしています。