1/16(木)モニロケ785木曜日は高橋さゆりと三井麻莉子でお送りしました。
「いきいき草津」前半は草津学区社会福祉協議会が運営する立ち寄りカフェ「ゆかい家」の中村陽子さんと振興センターの平岡章博さんにお越しいただきました。
![](https://fm785.jp/wp-content/uploads/2025/01/d52714f9-fd4d-4877-80e9-ee75e217d352-1024x620.jpg)
「ゆかい家」って?
「ゆかい家」に来れば新たな出会いがあって、支えたり支えられたりしながら笑顔が生まれる…そんな場所を作りたいと平成24年にオープンして今年3月で13年になります。中村さんをはじめとしてたくさんのボランティアさんで築き上げた貴重なスペースです。
食を通じたつながりを大切にしたいと中村さん手作りの安くて美味しいランチを提供されているほかに、「ゆかい家」では健康バンド、頭の体操、囲碁俱楽部、グラウンドゴルフ、ゆかい家市など定期的に様々な活動が行われています。
さらにコーヒーを飲みながら女性が介護や生活の大変さを気軽に話し合う「レディースカフェ」や「明るい不登校 親の会」など、一人で悩まないで仲間同士つながって前を向いて生きていける機会をつくる集まりもあります。
去年「ゆかい家」は市役所前のビル1階から住宅街の一軒家に引っ越しました。もっと地域に密着して地元の方が立ち寄りやすい場所にしたいとの思いから、空き家をリフォームして和の空間へと生まれ変わりました。ご近所の家にお邪魔するようなアットホームな雰囲気で、ランチを作る中村さんとお客さんとの距離も近くなりました。
ひきこもりの人の居場所づくりへ
新しくなった「ゆかい家」では去年12月から2階でひきこもりの人の居場所づくりも始まりました。
振興センターの平岡さんが、日中行くところがないひきこもりの人たちが過ごす場所を草津で探していたところ「ゆかい家」の中村さんと出会って、その日のうちに話が決まったとのことです。
現在利用者は4~6人で、まず1階のお客さんに挨拶して2階へ上がるところから始まり、人と話をして情報交換をしながら安心して過ごせる場所が出来つつあります。
ひきこもりの状態から外に出て地域の人々と関わりながら過ごすことで、やがて社会に踏み出す一歩となる気がします。
中村さんは「いろんな面を持つ一人一人がつながりを持ちながら、笑顔でいられるゆかい家をこれからもめざしていきたい」と語られました。
「ゆかい家」の場所は東海道をはさんで草津宿本陣と反対側のエリアで西岡写真館の通りどんつきにあり、開いている時はのぼりが立っています。
大人気500円のランチは前日までにご予約ください。電話080-4648-2948(ヤーヨロシヤフクシヤ)です。持ち帰りのお惣菜も販売しています。
「ゆかい家」について詳しくはホームページをご覧ください。