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2/20(木)モニロケ785 いきいき草津「矢倉っ子サポーター」

2/20(木)モニロケ785木曜日は高橋さゆりと三井麻莉子でお送りしました。
「いきいき草津」前半は草津市立矢倉小学校の石井千鳥校長と矢倉っ子サポーター事務局の朝比奈涼子さんにお越しいただきました。

「矢倉っ子サポーター」の誕生

矢倉っ子サポーターとは「できる人ができる時にできる範囲で無理なく自由に」ということをめざした学校の先生をお手伝いするボランティアの団体で、矢倉小学校の保護者と地域の人々で成り立っています。
朝比奈さんが子育てをしていたアメリカの小学校では月に1度校長先生と保護者がお話をする会があり、それが良かったので矢倉小学校でもできないか…と石井校長に提案したのがそもそもでした。

学校で子どもたちに「チャレンジしよう!」と呼び掛けているので、自分たちもチャレンジしていくことが大切と考え、石井校長と保護者が気軽に話し合う場がスタートしたのが2年前です。
その場で話題となったのが先生の人手不足や仕事が激務で大変であるということでした。

そこで保護者が学校に入ることで先生の大変さが軽減出来て、結果として子どもたちに良い状況をもたらしてくれるシステムができるといいねという話が出てきました。
学校としても保護者や地域の人々に手伝っていただけるのは心強いし、PTAとはまた違う団体としてやっていけないだろうかと話がまとまり始めました。

まず1年間の試行期間を設けて先生にどんなサポートが必要かアンケートを取り、先生でなくてもできること手伝えることがいくつかあがってきました。
そして2024年度から本格的に矢倉っ子サポーターの活動が開始します。

活動内容

活動内容は子どもたちの作品などの掲示物を貼ること、イスや机の調節、音楽参観の準備、校外学習の付き添い、生徒と一緒に大掃除…など多岐にわたります。
矢倉っ子サポーターはまず「Hi!」というPTA活動に特化したアプリをインストールして登録します。現在60名ほど保護者や地域の人々が登録しています。

先生からのリクエストに沿って参加者を募集して、アプリを見れば募集の人数や今何人参加しているかがわかり、ほとんどの募集で反応があるそうです。
ただし矢倉っ子サポーターは義務を伴う活動をする団体ではないので、参加できないことに罪悪感を持たないでほしいということがポイントで「できる人ができる時に…」が基本です。

時代の流れでPTAがなくなっている昨今、来年度から矢倉小学校では「チーム矢倉」として子どもたちを含めていろいろな方が関わって地域で学校を見ていこうという形がスタートします。
保護者や地域の人々だけではなく卒業生も巻き込んで矢倉っ子サポーターをさらに増やし、中核的な立場になって子どもたちを見守ってほしいと石井校長は語られました。

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