6月25日、市民総合交流センター キラリエ草津にて、「ひととまちの未来をつくるカレッジ2025」が行われ、34名の方が参加しました。

「ひととまちの未来をつくるカレッジ」は、公益財団法人草津市コミュニティ事業団が行う、市民向けのまちづくりの学びの場です。地域で「想いをカタチにした」方が登壇し、それぞれの仕事や経験を、どのように地域に活かしてきたのかをお話し頂いています。

今回は東近江市で「ファブリカ村」を運営している、北川陽子さんを講師に迎えました。ファブリカ村は、JR能登川駅から東の方向に歩いておよそ10分の場所にあります。織物工場を改装して2009年にカフェギャラリーとしてオープン。アーティストの作品の展示販売を行っている他、ワークショップやライブも開催。ファブリカ村には地域の人々やクリエーターなど、様々な方が集います。
北川さんは、実家の織物工場にて、地場産業である麻織物の製造に携わってきました。仕事の中で、ビジネスと「丁寧なものづくり」との違和感を感じ、長浜市で開催されている「アートインナガハマ」に参加。ここでのものづくり作家との出会いが、現在の活動の礎となっています。
その後、個人で展示販売会を開始し、絣工房ファブリカを工場内に併設。様々な場での直接販売に面白さを感じていきました。
その後、ファブリカ村をオープン。モノづくり発信基地として活動を行う中で、人が出会い、繋がる場となっていきます。

「地域に目を向けて、地域を活かし、人と人とを結びつける」北川さんのお話には、その考えがしっかりと流れていました。
取材の模様を
- 7月18日(金)17時~19時「イブニングロケッツ785」
- 7月18日(金)22時~24時「イブニングロケッツ785」(再放送)
- 7月22日(火)8時~8時30分「KUSATSU FRONT LINE」
で放送します。是非お聴きください。