MENU
4月 草津レポートこちら

常盤小学校が野生生物保護功労者表彰を受賞しました。

常盤小学校が令和4年度野生生物保護功労者表彰を受賞し、草津市役所にて表彰伝達式が行われました。

野生生物保護功労者表彰は、国や公益財団法人日本鳥類保護連盟が、野生生物の保護に顕著な功績のあった個人と団体を表彰するものです。

常盤小学校では、平成10年に県の愛鳥モデル校の指定を受けたことから、野鳥などの生き物に関する学習や体験活動を行っています。

6年生は琵琶湖岸において、草津湖岸コハクチョウを愛する会の協力を得て、水鳥の観察を行っているほか、同じく6年生を対象に「愛鳥講演会」を開催しています。昨年度は日本野鳥の会滋賀の方を招き「冬の琵琶湖岸で水鳥を観察しよう」というテーマで、クイズを交えながらお話頂いたという事です。

地域との連携では、学校周辺の水路観察を行い、生き物への興味・関心を高めているほか、2年生では、地域の環境を守る会のご協力により、ザリガニを見つけて捕まえる活動を行っています。その活動を通して、川にはザリガニ以外にも多くの生き物がいる事を気づいてもらうようにしているとの事です。

5年生では田植えや稲刈りの体験、またニゴロブナの稚魚の放流や救出も行い、田んぼの環境についても学んでいます。

このような功績が認められ、令和4年度野生生物保護功労者表彰の公益財団法人 日本鳥類保護連盟会長賞の受賞となりました。

常盤小学校の廣瀬 智彦校長は「受賞は驚いていると同時に、大変名誉な事だと感じています。取り組みを続けて行っている事が、受賞という結果になったと思っています。自然を愛する、ふるさと 常盤を愛する子ども達を育てる、更にはそのような大人になっていってほしい、という思いで、これからも活動を続けていきたいです」と話していました。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!