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4月 草津レポートこちら

6/16(木)モニロケ785「ギター坊主」正定寺前住職 佐々木昭道さん

6/16(木)モニロケ785木曜日は高橋さゆりと金田まりこでお送りしました。

「いきいき草津」前半はFM草津の近くにある正定寺の前ご住職で草津幼稚園の園長 佐々木昭道さんにギター持参でお越しいただきました。

佐々木さんは自称「ギター坊主」としてユニークな活動を続けておられます。

正定寺は約600年の歴史がある浄土宗のお寺ですが、江戸時代初めに大火事ですべてを焼失して古い記録が残っていません。

それ以降再建されて草津宿の2件の本陣(田中七左衛門本陣と田中九蔵本陣)は正定寺の檀家でもあります。

その後昭和20年7月の終戦1か月前に強制疎開で建物を無理やり壊されてしまうという悲しい出来事もあり、古いものとしては山門と地蔵堂だけが唯一残されています。

10年ほど前に正定寺の住職を息子さんに譲り、現在佐々木さんは草津幼稚園の園長を務められています。今年100周年を迎える草津幼稚園で子どもたちから元気をいっぱいもらう毎日を過ごされているかたわら、ちょっとしたイベントでギターの弾き語りを披露されています

佐々木さんとギターとの出会いは中高校生のころで、ビートルズやフォークソングが盛んな時代でした。「ギターが弾けると女の子にもてるから…」とご住職らしからぬ言葉も飛び出しました。その後京都の私学に勤務していた時に大学祭に出演するため職員でバンドを結成したのが始まりで、それから50年以上音楽活動を続けておられます。バンド名は「プレイボウズ」遊び好きのお坊さんという意味とのことで、シャレのきいたとても印象的なネーミングです。

やがて正定寺のご住職も務めながら仏様の教えを歌にしてギターの弾き語りをされるようになります。最初は佐々木さんのオリジナル曲やご詠歌を歌って意味を伝えようと考えておられたのですが、初めての曲なので皆さん一緒に歌うことができません。以前バンドで「北酒場」を「北墓場」と替え歌にして歌ったところすごくウケたことがあって「替え歌もおもしろいかな?」と気づかれます。

20年ほど前から童謡や唱歌、昭和歌謡など皆さんがご存知の歌の歌詞に仏教的な要素を盛り込んで替え歌にして、その歌詞カードを配り一緒に歌うようにされています。歌うことで意味もわかってもらえ難しいところは佐々木さんが解説されるので理解しやすく、お話だけよりも楽しんでいただいていると手ごたえを感じたそうです。

現在替え歌が30数曲オリジナル曲が20曲あわせて50曲以上の持ち歌があります。

今回スタジオでは「1年生になったら」と「津軽海峡冬景色」に仏様の教えをのせた替え歌「80歳になったら」と「西方極楽蓮景色」の2曲を歌っていただきました。聴いていて笑いながらも心にジンと染みる歌詞と歌声でした。リスナーさんからも「素晴らしい」とのメールが2.3届きました。

そして佐々木さんからのお知らせですが…

7/24(日)10時~お昼まで、以前お地蔵さんの本を2冊出版された河崎凱三さんとコラボした集まりが正定寺であります。

河崎さんが草津のお地蔵さんの本を作られるにいたった苦労話やその紹介、そして佐々木さんからはお地蔵さんに関するお話と歌をお送りします(参加費は無料)場所は正定寺(太田酒造さんお隣)です。替え歌も何曲か歌われますので興味のある方はぜひご参加ください。

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