立木神社では、茅で作った大きな輪をくぐって無病息災を祈る「茅の輪くぐり」が行われています。
茅で出来た大きな輪を、左からくぐり、右からくぐり、そして左からくぐり、と3回くぐる事で、半年間の罪や汚れを払い、心身ともに清らかな形に戻るとされています。
宮司の中嶋 一也さんによりますと、立木神社に設置されている茅の輪は直径2.5メートルほどの大きさで、実際に茅を採取して選別し、半日ほどかけて制作したとの事です。
そして茅の輪の横には、「人形(ひとがた)」という、人の形をした紙が置かれています。
この紙に名前と年齢を書き、人形で体の患っている部分を撫でてから息を3回吹きかけます。その患っている部分を人形に移し、茅の輪をくぐります。
6月30日の大祓い式にて、集まった罪や汚れを払いのけて、お焚き上げを行うとの事です。
立木神社の茅の輪は、6月30日まで設置されています。