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5月 声の広報こちら

7/20(木)モニロケ785 保護猫活動の一般社団法人「サルヴァトーレ」

7/20(木)モニロケ785木曜日は高橋さゆりと三井麻莉子でお送りしました。
「いきいき草津」前半は保護猫活動の一般社団法人「サルヴァトーレ」の山本歩(あゆみ)さんにお越しいただきました。

草津市にお住まいの山本さんは美容院を経営しながら5,6年前から保護猫活動を続けています。
保護猫活動とは猫の殺処分0をめざして不幸な命を増やさないために、のら猫にTNR(T=Trap 捕獲する N=Neuter 不妊去勢手術する R=Return 元いた場所に戻す)をすることです。
手術を受けた猫は再度捕まって手術することがないように、耳先をV字カットして(さくら耳)一目でわかるようにします。

のら猫がいると連絡を受けると、まずお話を聞き相談者と協力しながら捕獲器を仕掛け、うまく捕獲できた猫は連れ帰り手術をして再び元の場所に放します。
中にはどうしても捕獲器に入らない猫もいるし、弱っていて外に戻せない猫や子猫とか人懐こくてかえって虐待の恐れがある猫は引き取って里親を探します。

滋賀県はのら猫の不妊去勢手術に協力的な病院が少ないこともあって、これまでは捕獲した猫を動物基金が発行する無料チケットが使える大阪 池田市の病院まで連れて行ったそうです。
お仕事をしながらの活動なので連れて行けるのは月1,2回が限度で、一度に2,30匹を車に乗せて自費で通っていました。

そうした中で山本さんの保護猫活動に協力してくださる獣医さんとの出会いがあって、ご自宅1階をのら猫手術専門の病院と猫たちの保護スペースにリフォームすると決断されます。
クラウドファンディングで資金を集めて工事が始まり、今年5月に開業したのが「さくらスペイクリニック」です。
「スペイクリニック」とは不妊去勢手術を専門に行うクリニックという意味です。

手術日は月曜と水曜で開業した5月は20匹、6月は37匹の手術をして病院は着実に稼働しています。こうした専門病院のことをまだ知らない方が多いのですが、知名度を上げて1か月に50匹手術することを目標にしています。

山本さんのご自宅には現在60匹近くの猫がいます。「子猫を引き取ってほしい」という電話がよくかかってくるとのことですが、もう限界でこれ以上預かることはできないから申し訳ないけれど保護した子猫はぜひご自分で里親を見つけてください。
それからのら猫にエサやりをしていると数がどんどん増えていくので、不幸な命を生まないよう必ず手術を受けてください。捕獲には協力しますから…と語られました。

「さくらスぺイクリニック」ではメス猫6600円、オス猫3850円 と一般の動物病院に比べてはるかに安く手術ができます。
そして今新たなクラウドファンディングをCAMPFIREで始め「のら猫不妊去勢手術専門病院 さくらスぺイクリニック コミュニティ」で資金集めのサポーターを1か月500円で募集しています。
参加人数が増えれば増えるほどのら猫の手術代が無料に近づいていくそうで、保護猫活動にご理解いただいてご支援をよろしくお願いします。

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美容院をしながらも今回自宅を病院にリフォームして保護猫活動を続ける山本さんのバイタリティには敬服するばかりです。
保護猫を飼いたい方、のら猫にエサやりしている方など…一歩前に進むためにも「サルヴァトーレ 山本歩」で facebook、Twitter、Instagram などを検索してご相談ください。

https://www.facebook.com/SVT220

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