
4/30(木)モニロケ785は高橋さゆりと三井麻莉子がお送りしました。
第5木曜日10時台は「歴史のなぞ」
滋賀県神社庁草津栗東支部長の宇野日出生さんにお話をおうかがいしています。
今回は大津市松本の平野神社についてお話いただきました。
平野神社は蹴鞠(けまり)の神さま精大明神=猿田彦命(さるたひこのみこと)をおまつりしている神社です。
一間社春日造という珍しい形の本殿には猿田彦命の御神像(重要文化財)が安置されています。
蹴鞠は蹴鞠(しゅうきく)保存会の方々が毎年冬に京都の下鴨神社で奉納されます。テレビでもおなじみなので大勢の人が見学に訪れます。
平野神社でも毎年8月9日同じ保存会の方々が全く同じ形で蹴鞠を奉納されますが、こちらはご存じの方が少なくゆっくりと見学できます。
蹴鞠は作法が全部決まっています。まず本殿でご祈祷を受け、神さまにこれから蹴鞠を奉納しますと報告します。
それから神職が本殿に飾られた鞠を鞠足(まりあし=蹴鞠をする人)に手渡し、所定の位置に配列して蹴鞠が始まります。
伝統的な装束を身に着け作法に従って鞠を落とさずに蹴り続ける…というところに蹴鞠のおもしろさがあります。
平野神社には蹴鞠の鞠や沓(くつ)のほか蹴鞠に関する古文書(重要文化財)が500点近く残っています。
さらに境内では随所に蹴鞠の絵が表現されて、まさに蹴鞠の神さまとしてふさわしい神社です。
着崩れないように工夫された美しい装束で蹴鞠をする古式ゆかしき姿を平野神社で一度ご覧ください。
場所は京阪電車石場駅から徒歩3分の丘陵に位置しています。
「歴史のなぞ」次回は7/30(木)の10時台にお送りする予定です。どうぞお楽しみに…