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2026年 7/30(木)モニロケ785 歴史のなぞ

7/30(木)モニロケ785は高橋さゆりと三井麻莉子がお送りしました。
第5木曜日10時台は「歴史のなぞ」
滋賀県神社庁草津栗東支部長の宇野日出生さんにお話をおうかがいしています。

今回は近江神宮についてお話いただきました。
近江神宮は天智天皇を神さまとしてまつり、昭和15年に建立された滋賀県内では新しい神社です。
667年天智天皇は近江に都(大津宮)をつくり、672年壬申の乱で息子大友皇子に勝利した弟の天武天皇が遷都するまでの5年間都がありました。

天智天皇ゆかりの地に滋賀を代表する神社を創建しようということで近江神宮が建立されたのですが、広大な敷地の造成は基本的に手作業で行われました。
各職場や学生延べ13万人が勤労奉仕で動員され多くの寄付金も集まり、まさに「県民一体となって造った神社」でした。

昔の写真によると入口にある近江神宮の石碑から鳥居や本殿が遮るものなく見え、逆に本殿からは琵琶湖や三上山まで一望できて現在とは全く違った風景が広がっていました。
広い境内は「近江造」とも「昭和造」ともいわれる建築構造で、多くの建物は近代神社建築の代表として国の登録有形文化財に指定されています。

また天智天皇が詠んだ歌「秋の田の かりほの庵(いほ)の 苫(とま)を荒み わがころも手は 露に濡れつつ」が百人一首の第一首であることにちなんで毎年お正月に「かるた祭」が行われます。
これは装束を着た女性4人がかるたを取る神事です。これが発展して境内の勧学館で競技かるたの全国大会が開催されています。
近年では人気アニメで映画化もされた「ちはやふる」の舞台となり、若い世代にとっての「聖地」として知られるようになっています。

さらに天智天皇が日本で初めて漏刻(水時計)を設置した歴史から時計とのかかわりも深く、6月10日に漏刻祭が行われるほか全国の時計メーカーから最新の時計が毎年奉納されます。
境内には時計宝物館があり、近江時計眼鏡宝飾専門学校も経営して職人を養成しています。

また地元菓子店が「近江百人一首さぶれ」や「あも歌留多」などを販売して、参詣の後お菓子を楽しむ要素も今に受け継がれています。
近江神宮は地域の氏神様とは異なった成り立ちではありますが参拝者も多く、滋賀県を代表する神社となっています。

「歴史のなぞ」次回は10月第5週の10/29(木)の10時台にお送りする予定です。どうぞお楽しみに…

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